ステップ１　借りる前に決めておきたいこと

【ご希望の条件を整理】
住まい探しを始める前にご自分の希望条件をある程度まとめておくようにしましょう。

1. 通勤、通学に便利な地域、静かな環境、商店街の近くなど希望するバス路線や駅
2. 最寄りのバス停や駅からの距離、徒歩で何分以内がご希望なのか
3. 賃料支払い後の生活費を想定した余裕をもった予算
4. 入居を希望する時期
5. 間取り・広さ、家族数から何室必要か
6. 希望する部屋の階数1階でも可、あるいは2階以上なのか
7. 希望する部屋の位置や向き・日当たり角部屋・向きなど
8. 室内外の設備（エアコン・ＩＨ・洗浄便座・ユニットバス・収納・オートロック・駐車場など）
9. 建物の構造（木造、鉄骨、コンクリート）種類（アパート、マンション、一戸建て）
10. その他デザイナーズ物件、ペット可、ピアノ等楽器演奏可など

【ご希望の条件に優先順位を付ける】
ご自分の希望条件に優先順位を付けていきます。ご希望条件をすべて満たす物件があるとは限りません。どうしても譲れない条件は何か、譲ってもよい条件は何かを検討し、希望条件に優先順位を付けます。
優先順位を決めておくと、自分の要望に近い物件を見つけることができます。

ステップ２　住まいを探す

インターネット検索や、不動産情報誌などから物件情報を集め、希望条件に合う物件を探します。
希望エリアの不動産会社に問い合わせ、不動産会社に自分の希望条件を伝えて物件を紹介してもらいます。
広告に掲載されていない出たばかりの物件もある場合があります。

ステップ３　物件を見学

気に入った物件が見つかったら、実際に物件を見学します。
希望の物件が見つかるまで物件見学を繰り返し、希望の住まいを探します。

ステップ４　入居申込

借りたい物件が見つかったら、入居申し込み（書面）をします。
入居のための審査を行い、入居できる場合には、物件の説明を受けるとともに、契約条件を確認します。
その他、契約に向けた準備を行います

ステップ５　重要事項説明

重要事項説明書を作成します。
賃貸借契約に先立ち、買主さまに対して、宅地建物取引業者が不動産の重要な事項について書面を交付のうえ説明するよう、法律上義務づけられています。

ステップ６　賃貸借契約の締結

物件や契約条件を確認し、必要な書類や費用などの準備が整ったら、貸主と賃貸借契約を結び、鍵の受け渡しなどが行われます。
鍵を受け取ったら、家財の搬入前に室内を点検して、現況を確認します。
入居後に、設備の故障や不具合などが見つかった場合は、管理会社または貸主に適宜連絡をします。また、契約期間が終了する一定期間前には、契約を更新するか、あるいは退去するかの選択をします。契約書の定めに従って、更新手続きまたは退去、明け渡し手続きを行います。